ウツボ料理編

ウツボの釣り編http://www.step-academy.jp/wp/?p=2051から時間が経ってしまいましたが、料理編を書いておきたいと思います。

 

迫力満点

 

一部の人はよくご存知かもしれませんが、実はウツボってとてもおいしいんです。身はクセがなく、大きいので食べ応えもあります。ただ、小骨(小さくはないけど)が多くて、処理が大変。特に尻尾側の下半分の身は普通に食べるのは無理というぐらい埋没骨が多いです。

 

身は白身。尻尾の方は骨がたくさん

 

また皮から独特な匂いがする時がありますが、キチンと処理をして料理すれば気になりません。ただ、夏場は匂いが強くて食べにくくなるようです。

調理を始めるにあたって最初にヌメリを落として、開きにします。
私は出刃包丁を使って開きにしますが、皮が分厚くてけっこう大変です。家庭用の三徳包丁で開きにするのはかなり困難だと思います。

ちなみに腹側は骨がないので、刺身とかにも利用できます。
適当な大きさに切って今回は鍋と唐揚げにしてみました。

 

生だと丈夫な皮も加熱するとプルプルに

まずは鍋の方。身はフワッフワ。皮はプルンプルンです。いかにもコラーゲンたっぷりって感じ。(経口摂取でコラーゲンを摂っても個人的にはあまり意味がないと思っていますけれど・・)

 

居酒屋で出てきそう

 

唐揚げは知らずに食べたら魚とは思わないかもしれません。鶏肉と魚の中間のような感じ。また皮のある方が、身の淡白さにコクを加える形になっておいしいです。

これ以外にも色々作ったのですが、それはまたの機会に。もしウツボを食べられる機会があれば、皆さんもぜひチャレンジしてみてください!