趣味の紹介~神奈川釣り③

釣竿を手に取り、すかさずアワセ(釣竿を立てたりして釣り針をしっかりひっかけること)て、リールを巻きます。

なかなかの手応えで、魚の抵抗が釣竿を通して全身に響きます。何が釣れたのかワクワクしながら水面を見ていると、長いシルエットが見えてきました。

一瞬、アナゴかなと思いましたが、直後、色や大きさ、形状的にピンと来ました。

「あ、多分これウミヘビだな」と。

多くの方はウミヘビと聞くと、いかにも「ヘビ」という感じの爬虫類のウミヘビを想像すると思いますが、実は魚の仲間で「ウナギ目ウミヘビ科」というものがあり、〇〇ウミヘビという魚がいるのです。

釣り上げてから見てみると尻尾にヒレもないし、やはり魚類のウミヘビに間違いなさそうです。その後、一応調べてみると、「ホタテウミヘビ」だということがわかりました。

 

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98 cm。釣り上げた時は周りに少しギャラリーができました

 

実はこの魚、小骨が堅く非常に多いことで有名です。

しかし、実際に食べたことはなかったので、これは良い機会だと思い、持って帰ることにしました。

当初の予定ではカニを釣って帰るはずが、かなり違った形になってしまいましたが、これも海釣りの醍醐味ということで、よしとしましょう。

ホタテウミヘビの生命力が強くて車で帰る間もクーラーボックスの中で暴れていたのが少し怖かったですが・・・。

次回調理編です。