内申書
毎年であるが内申書の評価には疑問に感じることが多い。
定期テストで70点以上取っても平均点以下の40点台でも同じ3の評価がつく事が多い。
いや、中にはきちんと提出物もだしていて80点以上取っても3。
提出物を出していないと100点でも3のこともある。
3の範囲があまりにも広過ぎて、適正な評価が下されているとはとても思えない。
観点別評価が行われているといっても、数字上では把握しづらく、やる気のある生徒さんもモチベーションが下がってしまうのではないか。
もう少し客観的でわかりやすい評価ができないものか。
例えば、10段階評価にして、0~9点は評価1、10~19点は評価2・・・80~89点は評価9、90点~100点は評価10とし、その上で、提出物未提出だったら×0.9、授業態度が悪かったら×0.9、とできるだけ具体的な事象を点数化すると客観的な評価になる。
また、学校間の格差も気になる。
同じ公立なのに、定期テストのレベルや評価がずいぶんと違うようだ。
これでは、高校入試の公平さが失われるのではないだろうか。
もちろん、私が思うような疑念については、現場の教職員の方々も感じられているだろうし、議論もされているのだろう。
それでも、こうした状況であるのが現実なのだから、それに即した対応をとるしかない。
生徒さん一人ひとりの実力が最大限に評価されるように指導していく工夫をしていくことが、私の役割の1つであると考えている。
2012年10月26日 7:46 PM | カテゴリー:未分類